私の車の中とか会社には急な失禁対策にフラットシートと呼ばれる吸水シートが常備されています。長方形の平らなオムツと思ってもらえばいいです。 サイズは色々あるようです。
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畳んだ状態だと小さめのタブレットくらいです。
広げるとペラペラのシートです。
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立てないということは...

一度でも失禁をした人なら分かりますが、基本立てないのでその場から汚れを広げないで動く方法がありません。車に乗っているときは車から降りて車椅子に移乗してお風呂場なりに向かわないといけないのですが、移動経路上に汚れを付けまくる事になります。
その時に緊急でお尻に引いて被害範囲を最小限にするために使います。
私の場合、以下のようにいくつも渡り歩くので万が一のことを考えると常備は必須です。
車の運転席→助手席→車椅子→自宅用車椅子→風呂

自宅で「車椅子で大腸カメラ。天国と地獄を体験しました。」の時、大惨事の回避に大活躍しています。

お茶でびしょぬれに

今回は失禁ではないのですが、家族と外食していたのですが、お茶とひっかけてこぼしてしまい、左下半身にお茶をかぶりました。

ズボンの左側がびしょびしょです。座っているのでお尻まで濡れています。店員さんを呼んで椅子と床を拭いてもらったのですが、「お客様大丈夫ですか?」の一言もなく、椅子と床拭いたら帰っていきました。
仕方なく、家族に車にあるフラットシートを持ってきてもらい、お尻の下に引いて難を逃れた次第です。
お茶とは言え、車椅子や車のシートには付けたくはないので持っていて良かったです。

フラットシートの注意点

フラットシートですが、私が使っているのだけなのかもしれないですが、書いてあるほどの給水量はないです(全体ではあるのでしょうが一か所では給水量は少ないのですぐ横に流れます)。通気性がないので敷いていると蒸れてきます。褥瘡の原因になるので注意が必要です。

あと、万が一で使うときですが吸水側でない方がツルツルのビニール素材なので良く滑ります。いつもと同じつもりで移乗すると滑って危ないかもしれないので気を付けてください。


  あちこちに常備していると便利。 
使うときは蒸れと滑りに注意